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2009年9月26日(土)「しんぶん赤旗」

東アジア共同体など表明

鳩山首相が国連演説


 【ニューヨーク=坂口明】鳩山由紀夫首相は24日正午(日本時間25日未明)、ニューヨークで開催中の国連総会の一般討論で23分間演説しました。「新しい日本は友愛精神に基づき、世界の『架け橋』となる」として、(1)世界的な経済危機への対処(2)地球温暖化問題への取り組み(3)核軍縮・不拡散(4)平和構築・開発・貧困問題(5)東アジア共同体の構築―の課題に取り組むと表明しました。

 このうち東アジア共同体の構築に関して鳩山首相は、「日本は過去の誤った行動に起因する歴史的事情もあり、この地域で積極的な役割を果たすことにちゅうちょがあった」とし、今後は「歴史を乗り越えてアジアの国々の『架け橋』となる」と表明しました。

 平和構築の課題ではアフガニスタン問題に言及し、問題解決の「主役はアフガニスタンの人々だ」と強調。アフガンの反政府勢力との和解や再統合は重要な課題となるとし、日本は和解に応じた人々に生活手段を提供するための職業訓練など、社会復帰支援の検討を含め、有益な貢献を果たすと語りました。

 日朝関係について鳩山氏は、平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を誠意をもって清算して国交正常化を図ると発言。「拉致問題で北朝鮮による前向きかつ誠意ある行動があれば、日本としても前向きに対応する用意がある」と述べました。

 鳩山首相は、国際平和や環境などの諸問題で国連が果たすべき大きな役割を強調。国連安保理改革にも触れ、常任・非常任理事国双方の拡大と日本の常任理事国入りをめざすと表明しました。


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