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2009年8月20日(木)「しんぶん赤旗」

「米の核の傘に入らない」

エジプト大統領が言明


 【カイロ=松本眞志】エジプトのムバラク大統領は、17日付の同国紙アルアハラムのインタビューで「エジプトは米国の『核の傘』には入らない」と表明しました。同氏はこの間、同様の立場を明確にしており、訪米に際して改めて主張しました。


 ムバラク氏は同紙で、エジプト国内に外国軍と軍事技術者の駐留を認めないとしたうえで、「核の傘」を受け入れることは域内における核兵器の存在を黙認するものだと指摘、「エジプトはイランの核にもイスラエルの核にも反対する」と主張しました。

 米国の「核の傘」をめぐっては、クリントン米国務長官が7月、タイのプーケットで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)出席の際、将来のイランの核兵器保有に対し、「米国が中東域内に『防御の傘』を拡大する」とタイ紙に表明。湾岸諸国に米国の核戦略システムを拡大してイランの核に対抗するとの構想を示しました。

 これに対し、ムバラク氏は「エジプトは、外国からの干渉と圧力を避けるために国内に外国軍を駐留させるつもりはない」と強調(8月4日付アラブ首長国連邦紙アルバヤン)、アブルゲイト外相も「エジプトは、中東域内における米国の『防御の傘』に入ることを拒否する」(同)と表明しています。



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