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2009年8月20日(木)「しんぶん赤旗」

米原子力空母ニミッツ

24日に横須賀寄港


 在日米海軍司令部は19日、米原子力空母ニミッツ(排水量9万7000トン、乗組員5600人)とイージス駆逐艦サンプソンが24日に米海軍横須賀基地(神奈川県)に寄港すると発表しました。5日間程度の寄港となる見通し。昨年9月に同基地に配備された原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が6月に出港して不在のため、ニミッツはGW専用のバースに接岸します。

 これまで、米本土を母港とする原子力空母が日本に寄港する場合は佐世保基地(長崎県)を利用していました。横須賀ではGW配備に伴ってバースの延伸や原子炉修理施設の設置など、原子力空母の母港として大幅に強化されたため、利用価値が高まりました。

 「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表の呉東正彦弁護士は、「横須賀基地が、複数の原子力空母によって日常的に使用されることによる機能強化や、放射能事故の危険性の増大は許されない」と述べています。



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