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2009年8月11日(火)「しんぶん赤旗」

台風豪雨の兵庫・佐用町

瀬戸氏ら調査・激励


写真

(写真)住民から被害状況を聞き取る瀬戸氏(左から2人目)と星原県議(その右)ら=10日、兵庫県佐用町

 台風9号の接近に伴う大雨の被害を受け、日本共産党の瀬戸恵子・兵庫県常任委員らが10日、同県佐用町を現地視察し、被害状況を調査し、住民を激励しました。杉本ちさと、星原さちよ両県議や町議団(鍋島裕文団長)らが同行。二手に分かれ、床上・床下浸水などの被害が深刻な地域をまわりました。多くの住民から「水が出ないから、片付けの方法がない」などの声が聞かれました。

 瀬戸氏と星原県議らは、佐用地域を調査。「何でも要望を言ってください」と話すと、64歳の女性は「風呂に入れなくて気持ち悪い」と顔を曇らせます。浸水時には自宅のドアが開かなくなり、自動車の屋根上で4〜5時間過ごしたといいます。娘とピアノ教室を営む女性(76)は、池と化した畑の水で泥を流そうとバケツを運びます。「楽器は洗ってもダメ」と悔しさをにじませ、「テレビも映らず、何も情報が入らない」と訴えました。

 また、山田兼三・旧南光町長も個別に現地調査を行いました。


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