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2009年8月4日(火)「しんぶん赤旗」

原水爆禁止世界大会

スペイン首相 ノルウェー・メキシコ外相

5カ国政府・自治体メツセージ


 原水爆禁止2009年世界大会には、2日までに5カ国から、政府・自治体などの代表のメッセージが寄せられています。

 スペインのサパテロ首相は、核軍縮に向けた国際交渉への人々の期待や展望が「かつてないほどの高まりを呈している」と指摘。「核軍縮の分野で特別な責任を負う核保有国は、今与えられているこの時代、期待を有効に活用する必要性をしっかりと受け止めるべきだ」と強調しました。

 スペインが欧州連合(EU)議長国を務める来年上半期には、「あらゆる核軍縮関連会議や不拡散外交の場で最大限、努力を惜しまず、積極的な交渉の道筋を作っていきたい」と決意を表明しています。

 ノルウェーのストーレ外相は、「世界大会は核廃絶の重要性について意識を高めることに貢献してきた」「一般市民の直接の関与が核兵器のない世界を実現するうえで決定的だ」と強調しました。

 メキシコのエスピノサ外相は、「核不拡散及び核軍縮の国際システム強化へ努力する公約」を確認しました。

 ベトナムのグエン・ティ・ビン元副大統領(ベトナム平和開発財団会長)は、「日本の被爆者を常に支持する」と強調。ニュージーランドの首都ウェリントンのプレンダーガスト市長は、「核拡散を終わらせる必要性は紛れもなく明白だ」と述べ、大会の成功を祈りました。



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