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2009年8月2日(日)「しんぶん赤旗」

自公政権後の新しい政治

共産党躍進が決定的カギ

NHKテレビ 市田書記局長語る


 日本共産党の市田忠義書記局長は7月31日放送のNHK番組「ニュースウオッチ9」に出演し、総選挙にのぞむ日本共産党の姿勢について語りました。

 番組は、総選挙闘争本部会議の様子や、全国を駆け回る「青年キャラバン」の映像を織り交ぜ、「しんぶん赤旗」8月号外の内容を検討する会議では、市田氏が「正論を言うだけじゃなくて、実際に行動する党だっていうのは、ビラでもぐっと押し出す必要があるよね」と語る姿も紹介されました。

 番組は、日本共産党が今回の総選挙で「今後の日本の進路が問われる」と位置づけるとともに、小選挙区では候補を絞って選挙にのぞんでいることを紹介。市田氏は、その目的について「比例に力を集中する」ことだと述べ、「11のすべての(比例)ブロックで議席を獲得して、増やす」目標を語りました。

 番組は、日本共産党が、総選挙後に民主党を中心とした新政権ができた際にのぞむ態度として「建設的野党」を打ち出したことを紹介。市田氏は、「ポリシーがないままに是か非か、といっているのではない。きちんとしたものがあって前向きにどんどん提案もし、要求実現で迫っていく」のが「建設的野党」の立場だと説明。「日本共産党の躍進は、自公政権が退場した後の、新しい政治をつくるうえで決定的カギを握っている」と強調しました。

 若い世代での支持拡大について、市田氏は、「派遣切り」や途中で首を切られた期間社員など若い世代の間で“駆け込み寺”としての日本共産党への関心が高まっていると紹介。「日本共産党は口で主張しているだけでなく、一緒に行動してくれる、現代の駆け込み寺だ、と言ってくださる方が今、非常に増えている。みなさんの気持ちに寄り添って、堂々と主張していくことが一番カギだと思っています」と語りました。



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