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2009年7月28日(火)「しんぶん赤旗」

09総選挙

新たな政治 選択模索

本紙 街頭120人インタビュー

自公政権終わらせて…


 衆議院の解散を受け、いよいよ総選挙が行われます。本紙は、先週末の2日間、東京都内4カ所で120人にインタビューをしました。多くの有権者が選挙に関心を寄せ、自公政権を終わらせ新たな政治を切り開きたいと願っています。同時に民主党が伸びることを予想しながらも、同党への不安や疑問の声も。日本共産党の政策を訴えると、期待や共感が寄せられました。


都内4カ所

 インタビューに答えた人の7割以上が総選挙に関心があると回答しています。

 自公政権について尋ねたところ、「このままでは日本は駄目になる」「とにかく一度、自民党は代わってほしい」との声が多数。「仕事が減った」「税金が高くなった」など、生活の苦しさを訴え、「自公政治を終わらせ」、新しい政治への転換を望んでいます。

 「自公政治が続いてほしい」と答えた人はごくわずかでした。

 新しい政治への期待の一方、「自公政治はもういやだけど、民主党にも期待していない」「自民も民主も変わらない」など、自民への不満、民主への不安を口にする人も。「党首が『故人』献金などという問題があってはだめだ」などの声もあがりました。

 記者が日本共産党の政策を語ると、対話が弾みました。

 62歳の男性は「雇用を増やしてほしい」と語り、投票はまだ決めていないといいます。共産党は、キヤノンやトヨタなど大企業に雇用を守るよう言える政党だと説明すると「わかった。今回は共産党に入れてみる。比例の方に共産党と書けばいいんだね」と話しました。

 民主党だけでは不安だ、共産党が一緒にやればいいと語る男性(80)に「(民主党が政権についた場合)共産党は、いいことは一緒にすすめるし、国民の立場に立って悪いことには反対していく」と説明。男性は「そうか、そうでなくちゃ。総選挙では比例は共産党に入れる。友達にも話しておくよ」と期待を寄せました。



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