文字の大きさ : [] [] []

2009年7月23日(木)「しんぶん赤旗」

山口豪雨

共産党が現地調査


写真

(写真)被災者から被災状況や要望などを聞く(左から)吉田、山本、木村各氏=22日、山口県防府市

 日本共産党山口県委員会は22日、県内が記録的な豪雨に見舞われ、防府市を中心に死者・行方不明者が出た災害で、吉田さだよし衆院中国比例・山口1区予定候補を本部長とする対策本部を設置しました。吉田氏は同日、防府市の木村一彦、山本久江両市議とともに被災地を訪れ、被災者を見舞い、被災状況や要望などを聞きました。

 防府市と山口市を結ぶ国道262号の近くで被災し、佐波公民館に避難している64歳の母親と30歳の娘の親子は「住宅の近くの側溝(深さ50センチ)を流れる水が一瞬のうちに茶色に変わり、側溝からあふれたので、何が起こったかと外に出ると、国道262号を大きな岩や木といっしょに自動車が10台流されていくのが見えた。頭のなかがパニックになった」と当時の恐怖を語りました。他県から応援にかけつけたヘリコプターで午後6時すぎに救出され、佐波公民館に着いたのは8時ごろだったといいます。

 被災した住民は「風呂に入りたい」「着替えがほしい」などの要望を語りました。

 衆院中国ブロックでも中林よし子元衆院議員を本部長とする災害対策本部を設置し、中林本部長は23日、仁比聡平参院議員の秘書らとともに、現地調査に入る予定です。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp