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2009年7月23日(木)「しんぶん赤旗」

革新懇核廃絶アピール

各界58氏賛同


 全国革新懇は22日、広島市役所内で会見し、各界58氏による「私たちは核兵器のない世界を望みます」とのアピールを発表しました。

 アピールは、全国革新懇による呼びかけに応えたもの。米国のオバマ大統領が「核兵器のない世界」を同国大統領として初めて国家目標にすると宣言するなど、核兵器廃絶という人類的課題で大きな変化の可能性が広がっていることを受け、思想・信条・政治的立場の違いを超え、核兵器廃絶の一点での賛同を呼びかけています。

 賛同者には、広島市の秋葉忠利、長崎市の田上富久両市長をはじめ、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さん、ファッション評論家のピーコさん、野球評論家の張本勲さん、「派遣村」村長を務めた湯浅誠さん、女優の黒田福美さんなどが名を連ねています。

 ピーコさんは「北朝鮮の瀬戸際外交に核兵器をチラつかされるのに心が痛みます。核の恐ろしさを身にしみている日本が立ち上がる時です」とのメッセージを寄せ、田上市長は「長崎を最後の被爆都市に」と訴えます。益川さんも「いとしい我等が地球に核兵器は不用です」と述べています。

 会見には、広島革新懇の利元克巳事務局長、新日本婦人の会広島県本部の林紀子会長が同席しました。



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