2009年7月18日(土)「しんぶん赤旗」
ジャカルタで爆弾テロ
高級ホテル 9人死亡、52人負傷
【ハノイ=井上歩】インドネシアの首都ジャカルタの米系高級ホテル「JWマリオット」と「リッツ・カールトン」で17日朝、相次いで爆発が起き、国営アンタラ通信によると9人が死亡、52人が負傷しました。死者のうち1人はニュージーランド人で、負傷者にも外国人が含まれているとみられています。
ユドヨノ大統領は記者会見で、「テログループの犯行」だと非難しました。ロイター通信によると、自爆テロとの情報もあります。
二つのホテルは市中心部のビジネス街で近接しています。午前7時50分(日本時間午前9時50分)ごろ、JWマリオットの地下付近から爆発音があり、その約5分後にリッツ・カールトンのレストランから爆発音が聞こえたといいます。JWマリオットでは警察の捜索で不発だった爆弾が処理されました。
JWマリオットでは2003年8月に、イスラム過激派の犯行とみられる爆弾テロで12人が死亡しています。

