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2009年7月6日(月)「しんぶん赤旗」

地域農業を考える

11団体で実行委 シンポ開く

愛媛・内子町


 地元特産のモモやスモモの集荷が始まった愛媛県内子町で5日、地域の農業振興とまちづくりをどう進めるか考える「7・5シンポジウムin内子」が開かれました。

 内子町、同農業委員会、同町商工会、愛媛たいき農協、えひめ中央農協、内子町農民組合、愛媛食健連など行政や生産者など11団体でつくる実行委員会の主催です。これだけ広範な団体・個人で開かれるシンポは同町では初めて。内子町と愛媛たいき農協はそれぞれの広報誌で参加を呼びかけ、田んぼに囲まれた会場の内子町共生館には、町内外から270人が訪れました。

 パネリストは稲本隆壽内子町長、梶谷昭伸愛媛たいき農協組合長、生産者代表の堀本健二氏、日本共産党の有坂哲夫農漁民局長の4人。村田武愛媛大学農学部特命教授がコーディネーターを務めました。

 内子農民組合の上田輝國組合長が主催者あいさつし、岡田志朗自民党県議のメッセージが紹介されました。県農協中央会企画本部長の伊賀上恒英、農民組合県連合会会長の岡田厚美の両氏が来賓あいさつしました。

 たいき農協や内子町から地域あげての取り組みを報告。会場からは、「資金不足・労働力不足で行き詰まっている。地域で楽しく生きていけるようにしてほしい」「価格・生産費の保障、新規就農者への収入の保障をしてほしい」「農協や教育委員会で協力して、学校給食に地元食材をもっと使うようにして」など期待や要望が時間いっぱい出ました。

 日本共産党の笹岡まさる衆院四国比例予定候補が参加しました。



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