2009年6月8日(月)「しんぶん赤旗」

地元副市長らと懇談

市田書記局長 福祉の考え方一致

青森・八戸


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(写真)(右から)馬場宏南部町副町長、奈良岡修一八戸市副市長、五戸定博八戸市議会副議長と懇談する市田忠義書記局長、高橋ちづ子衆院議員=7日、青森県八戸市

 日本共産党の市田忠義書記局長は7日、青森県八戸市で開かれた党演説会に先だち、奈良岡修一・八戸市副市長、五戸定博・八戸市議会副議長、馬場宏・南部町副町長と市内で懇談しました。高橋ちづ子衆院議員、堀幸光・党青森県委員長、よしまた洋・衆院東北比例予定候補が同席しました。

 奈良岡副市長は、一般財源から持ち出さざるをえない公立病院の運営、公営バス事業などが、市の財政を苦しめている状況を説明し、経費の観点だけではなく「福祉の考え方で対応しなければいけない」との考えを示しました。同時に、公立学校の耐震化などで多額の予算がかかる実態や、国の制度として妊婦検診を実施しているが制度の期限が切れたら予算は地方自治体がかぶらなければいけない矛盾点をあげ、「恒久化にするなど何とかしてもらいたい」と要望しました。

 市田氏は、地方交付税を減らしてきている国の施策が背景にあるとし、公立病院や公営バスは「もうかるか、もうからないかという問題ではない」と指摘、奈良岡氏らは「その通りです」と応じました。

 五戸副議長は「日本共産党はぶれずにいいことをいっています。これからも福祉の問題などでの活動を期待しています。がんばってください」とエールを送りました。



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