2009年6月8日(月)「しんぶん赤旗」

福祉復活、教育充実を

小池議員 都内3カ所で街頭演説


 東京都議選(7月3日告示、12日投票)が間近の7日、日本共産党の小池晃政策委員長は都内3カ所で街頭演説に立ちました。

 麻布十番商店街(港区)では、おおつか未来都議予定候補と冨田なおき衆院1区予定候補が、曳舟駅前(墨田区)では、あとう和之都議予定候補と伊藤文雄衆院14区予定候補、高田馬場駅前(新宿区)では大山とも子都議と谷川智行衆院比例予定候補、冨田衆院1区予定候補がそれぞれ訴えました。

 小池氏は、大企業から献金を受け取らず、米国にもはっきり物が言え対等・平等の外交関係をめざす日本共産党だからこそ、国民の暮らしや医療、雇用、教育優先に政治を転換できることを強調。

 東京都政では、石原慎太郎知事と自民、公明、民主の「オール与党」の福祉切り捨てに対し、都民の暮らしを守って奮闘してきた日本共産党都議団の値打ちを示し、「オリンピックを看板にした1メートル1億円の巨大道路建設ではなく、削られてきた福祉の復活、子どもの教育を充実するあたり前の都政を実現するために、日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。

 麻布十番商店街で演説を聞いていた介護士の男性(27)は、「石原都政になって、お年寄りの福祉の予算が全国2位から最下位の47位になったというのは驚きです。1メートル1億円の道路なんて想像もつきません。介護の利用者や家族のことを考える政治、物よりも人の命を大切にする都政に変えてほしい」と話していました。

 大山都議は「オリンピックを口実にした大規模開発に税金を使うのではなく、都民のくらし、福祉、教育に使う都政に」と、おおつか予定候補は「75歳以上の医療無料化、認可保育所の増設を」と、あとう予定候補は「都政に福祉の心を取り戻させよう」と訴えました。



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