2009年4月16日(木)「しんぶん赤旗」

6カ国協議離脱表明

「誤った方向の一歩」

米大統領報道官


 【ワシントン=小林俊哉】ホワイトハウスのギブズ報道官は十四日の記者会見で、北朝鮮の六カ国協議離脱表明について、「誤った方向への重大な一歩だ」と述べました。

 同報道官は「北朝鮮は、核兵器取得を放棄したと証明しない限り、国際社会に受け入れられることはない」と指摘。「六カ国協議は、北朝鮮に対話を通じて国際社会に受け入れられる最良の道を提供している。米国は、六カ国協議を通じて朝鮮半島から核兵器を一掃し、緊張を緩和するために、北朝鮮ならびに近隣諸国と協力する用意がある」と表明しました。

 その上で、米国として「北朝鮮は挑発的な脅しをやめ、国際社会の意思を尊重し、国際的約束と義務を履行するよう要求する」と述べました。



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