2009年3月31日(火)「しんぶん赤旗」

強く大きな党と後援会つくろう

学者・研究者ら交流会


 学者・研究者、大学教職員・院生の日本共産党後援会の全国交流集会が二十九日、日本共産党本部で開かれ、二十七都道府県から百一人が参加しました。

 大幡基夫日本共産党常任幹部会委員・選対局長が「総選挙勝利へ 党史に残る前進を」と題して記念講演。総選挙にむかう情勢と政治的構え、勝利のために何が必要かについて、各地で生まれている変化や経験もリアルに示しながら語りました。自民党政治のゆきづまりが深刻になるなか、長年自民党を応援してきた人が日本共産党に入党し党支部を再建した例をはじめ、医療、農業、自治体などの関係者や経済界などに政治への怒りと真剣な探求がひろがっていること、世界のメディアも日本共産党に注目していることを紹介しました。

 同時に、中間選挙では党派間のたたかいが激しくなっているなかで飛躍をつくりだしていないなど、「二つの基準」で自己点検する必要を強調しました。「これまでの政治的立場の違いをこえ」「すべての有権者を対象に要求での共同を働きかける」ことなどを提起。「総選挙で勝利するために、強く大きな党と後援会をつくろう」と呼びかけました。

 日本共産党から、足立正恒党学術・文化委員会責任者があいさつしました。

 経験交流では、「後援会を再建し、政策の学習会や衆院選候補者を囲む集いなどを開催した」(宮城)など、地域・職場で後援会を結成した経験が次々報告されました。ノーベル物理学賞を受賞した学説の検証に三十年以上かかっていることも例に、基礎研究が困難になっている現状への危機感が出されました。

 集会は「さし迫った総選挙で日本共産党の大躍進をぜひ実現しましょう」と呼びかける「申し合わせ」を確認しました。


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