2009年2月7日(土)「しんぶん赤旗」

沖縄米軍

嘉手納 爆音増えた

訓練移転 「負担軽減」名ばかり

赤嶺議員が追及 衆院予算委


 在日米軍再編に関連して、政府が沖縄の「負担軽減策」として米空軍嘉手納基地(嘉手納町)のF15戦闘機の訓練移転を実施しているにもかかわらず、同基地の爆音が減るどころか増加している実態が六日、わかりました。衆院予算委員会で日本共産党の赤嶺政賢議員が明らかにしました。(Movie


写真

(写真)質問する赤嶺政賢議員=6日、衆院予算委

 沖縄から本土の自衛隊基地(六カ所)への米軍戦闘機の訓練移転は、二〇〇七年三月から実施しています。

 赤嶺氏が予算委員会で示した資料(嘉手納町基地渉外課作成)によれば、〇八年度訓練移転期間中の米軍機の騒音発生回数が、実施前の〇六年度の平均回数を軒並み上回っています。(グラフ参照)

 騒音増加の原因は、最新鋭のステルス戦闘機F22の配備、岩国基地(山口県)のFA18戦闘攻撃機など、大量の外来機の飛来・訓練にあります。

 赤嶺氏は、嘉手納基地の航空自衛隊の共同使用が予定されていることや、今年からの自衛隊那覇基地(那覇市)へのF15戦闘機の配備、すでに行われているキャンプ・ハンセン(金武町)での陸上自衛隊の訓練や陸上自衛隊第一混成団の旅団化についても指摘。「実際は負担軽減どころか負担増になっている」「沖縄の負担軽減を望んでいる本土の人たちの気持ちを逆手にとって沖縄でも本土でも基地強化をすすめている」と追及しました。

 浜田靖一防衛相は、「地元からの負担軽減が実現していないとの指摘は重く受け止めている」と答弁。中曽根弘文外相も、「沖縄の負担の軽減についても、(十六日から来日するクリントン米国務長官に)実情は話したい」と答えました。

グラフ


■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp