2008年12月30日(火)「しんぶん赤旗」

座り込み住民を健診

ヘリパッド反対 民医連が支援

沖縄


 「体の調子はどうですか」。袖をめくりあげた腕に血圧計をあてながら声をかける看護師や診断する医師。米軍ヘリの着陸帯(ヘリパッド)建設に反対して座り込む、沖縄県東村高江の住民を対象にした健康診断と相談会が二十九日、同村内で行われました。

 沖縄県民主医療機関連合会が取り組んだもの。内間均事務局長は「国と沖縄防衛局による座り込み住民の『妨害排除』を裁判所に申し立てるという許せない行為に対し、さらに反対運動を広げる住民の健康管理を支援したいと緊急に取り組むことにした」と説明しました。医師、看護師ら十人がかけつけました。

 住民が次々に血圧測定、尿検査などに応じ、医師の診断を受けました。

 診断した内科医の原国政裕医師は「みなさんはヘリパッド反対の強い意志をもって座り込みを続けてこられた。いつ緊急事態があるかわからず、健康に不安があっても医療機関に通いきれない。体調や精神的な緊張感、不安を軽減する上で体を動かすなど自己管理も大切ですが、県民の連帯と支援がもたらす効果は大きい」と語りました。

 住民の会の伊佐真次共同代表は「座り込みも一年半続き、夏場の体力消耗もあり、その疲れもでてくる時期だけに健康診断はタイムリーで本当にありがたい」と感謝しました。沖縄民医連は職員や医療生協組合員が毎月取り組んでいる「ワンコインカンパ」約五万七千円を伊佐共同代表に手渡しました。


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