2008年12月30日(火)「しんぶん赤旗」
ガザ240カ所以上攻撃
イスラエル 「継続する」
【カイロ=松本眞志】イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ攻撃は二十七、二十八の両日で二百四十カ所以上にも上り、二十九日になっても戦火が衰える様子はありません。
軍事作戦の期間について、イスラエル政府のレゲブ報道官は、同国南部の住民が「テロと持続的なロケット砲攻撃の脅威を受けなくなるまで継続する」と語っています。
一方、イスラム武装抵抗組織ハマスのバルフーム報道官は、自爆攻撃を含むあらゆる手段で抗戦すると宣言。両者の対立はエスカレートする一方となっています。
イスラエル軍は二十八日夜、ガザ地区の文化的象徴とされるガザ市内のイスラム大学を空爆しました。ハマスがロケット砲弾などの爆発物を大学構内の施設で製造したからだと主張しています。ガザ地区に対する攻撃開始後の二日間で、同地区からは百五十発のロケット砲弾や迫撃砲弾がイスラエル領内に撃ち込まれたといわれます。
この日は、エジプト領に通じる地下道を破壊する作戦も実施されました。地下道は外部との連絡・補給路としての役割を果たしており、これまでに四十以上が破壊されたとされます。
またエジプト国境のラファ検問所の開放をめぐり、ハマスとエジプト側との小競り合いも発生。双方に死者も出ています。

