2008年12月25日(木)「しんぶん赤旗」

安心の出産・雇用守れ

共産党北海道委 厚労省と交渉


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(写真)厚労省と交渉する紙、大門両氏と北海道交渉団=24日、東京・参議院議員会館

 日本共産党北海道委員会と国会議員団北海道事務所は二十四日、非正規労働者の雇用と暮らしを守る緊急要望と、安心して出産できる体制を求める要望を厚生労働省に提出し、交渉しました。

 交渉には紙智子、大門実紀史両参院議員と宮内聡、岡ちはる、さとう昭子各衆院北海道比例ブロック予定候補、真下紀子道議、金倉昌俊道議予定候補、坂本恭子札幌市議、池田由美市議予定候補が参加しました。

 宮内氏は、周産期医療の拠点づくりについて、冬期間の北海道で移動が大変な状況にあると指摘。「国の対応は地域の実態とかけ離れている。移動距離が長く、妊婦健診に通うのも大変な状況で、住んでいるところで出産できる体制をどうつくるかにかかっている」と訴えました。

 さとう氏は、トヨタやいすゞエンジン製造での「派遣切り」で道内でも失業率が高く、二社の影響で打撃を受けている苫小牧市の実態を紹介、「放り出された人たちの命、暮らしを守るために国から指導を強めてほしい」と求めました。

 真下道議は、いすゞ派遣社員の契約の中途解除について、「法に触れることなので派遣先のいすゞに国からの行政指導を強め、満了まで雇用すべきだ」と述べました。



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