2008年12月22日(月)「しんぶん赤旗」

“後期医療 はよやめて”

おおさか総行動 署名など訴え


 「はよやめてんか!後期高齢者医療12・21おおさか総行動」が二十一日、大阪市・四天王寺前で取り組まれ、百人が後期高齢者医療制度廃止法案の衆院での審議、可決を求める署名・宣伝に参加しました。同実行委員会主催。

 年内最後の「お大師さん」(弘法大師)の縁日の市が立つ日とあって多くの人が詰めかけ、百九十二人から署名が寄せられました。淀川区の八十五歳の男性は「体が弱る一方で、不安。廃止しかないよ」と話しました。

 シール投票の結果は「廃止すべき」が百五十四人、「存続すべき」二人を圧倒的に上回りました。

 このあと決起集会が開かれました。シール投票に取り組んだ大阪府保険医協会の渡辺征二さんは「財界の意向に沿った医療構造改革がすすめられれば、医療を受けられない人を大量にうむアメリカの医療のようになってしまう。後期高齢者医療制度の廃止を求めるたたかいはこれを許さないたたかいにつながる」と話しました。

 年金者組合大阪府本部の松井幹治委員長が「確信を持って運動を強め、廃止まで追い込んでいこう」と呼びかけました。

 日本共産党の宮本たけし衆院近畿比例予定候補が連帯あいさつしました。



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