2008年12月1日(月)「しんぶん赤旗」

子ども虐待なくせ

市民パレードに600人

東京


 子どもへの虐待事件が後を絶たないなか、児童虐待防止と子育て支援の運動をすすめてきた個人や団体、市民六百人が十一月三十日、東京都内をパレードし、集会を開きました。NPO児童虐待防止全国ネットワーク(吉田恒雄理事長)が主催しました。

 子どもの虐待をなくそうとの共感の思いのシンボル・オレンジリボンやバンダナなどを身につけ、オレンジの風船を手に、「親が安心して楽しく子育てできる環境の整備を」「子どもへの虐待をなくそう」と通行人によびかけました。都内民間児童養護施設職員の男性(30)は、妻と一歳半の娘とパレードしました。「子どもはみずから声をあげられない。私たちおとなが実情を伝えなければならないと思います」と話します。青森県鶴田町の民間児童養護施設の園長・山口俊輔さんは、「子どもの人権と命を守るため、多くの人に虐待への意識と関心をもってほしい」とのべました。

 子どもへの虐待は増え続け、全国の児童相談所が二〇〇七年度に対応した相談件数は過去最高の四万六百三十九件となっています。

 都内千代田区内で開かれた「子どもの虐待死を悼みいのちを讃(たた)える市民集会」では、昨年虐待で命をおとした三十六人の子どもたちの名前が読み上げられました。歌手のデイビット矢野さんや中西圭三さんが歌い、「この集会への思いを大切な人に伝えていこう」とよびかけました。日本共産党の石井郁子副委員長・衆院議員、舛添要一厚労相などからメッセージが届けられました。


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