2008年11月15日(土)「しんぶん赤旗」
共産党の緊急提言 経済団体が「その通り」
はたの氏懇談
神奈川
日本共産党は全国で、十一日に発表した「緊急経済提言」を経済・業界団体などに届け、対話・懇談をすすめています。
神奈川県では、はたの君枝衆院南関東比例予定候補と小池潔党県委員長が十四日、県と横浜市内にある四つの経済団体を訪問し、「提言」を届け懇談しました。
神奈川県商工会連合会では、東利之専務理事、斉藤吉晃事務局長が応対しました。小池県委員長は、志位委員長の経営塾フォーラムでの講演を紹介し「ルールある経済社会をつくる」との日本共産党の立場を説明。東専務理事は「そのとおりだ。大企業が利益があがらないと逃げるのはおかしい。地域のなかで生きるべきだ」とのべ、中小企業の役割について話が弾みました。
神奈川県中小企業家同友会との懇談では石館治良常任理事政策委員長が、経営の疲弊を語り、「(「提言」にある)外需から内需の転換、地域の産業を支えることが非常に重要な課題だ」「大企業中心に活性化をはかられてきたが、中小企業と地域を政策の中心におくことが必要」とのべ、中小企業憲章制定への協力を求めました。
横浜商工会議所では、大澤正之専務理事が、原油高による燃油、原材料高、金融破綻(はたん)、円高で「来年の方が厳しくなる」とのべ、「こうなったのは外需に頼ってきたから。内需(が大事)です」と語りました。

