2008年11月2日(日)「しんぶん赤旗」

医師不足の解決を

保団連 厚労相に要望書


 全国保険医団体連合会は一日までに、舛添要一厚労相に対し、(1)救急医療確保の一層の強化を求める(2)救急センター新基準に対する見解と要求(3)国保料滞納世帯に対する保険証返還をやめ、正規の国保証を交付する―の三つの要望書を送付しました。

 要望書は、東京都内で起きた妊婦死亡事件について、大本にある政府による医師不足の解決を求めています。救急センター「充実度評価」の新基準では、地域の医療崩壊がさらに進むと指摘します。

 国民健康保険証の取り上げ問題では、正規の保険証ではない資格証明書を交付された子どもの数が発表されたことにも関連し、受診抑制を生み出すと強調、国保への国庫負担の削減や滞納による資格証交付をやめるよう求めています。



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