2008年10月25日(土)「しんぶん赤旗」

新署名「核兵器のない世界を」

私も賛同 内外146人

海外から元外交官・NGOも


 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は、今年の国連軍縮週間が始まった二十四日、国際署名「核兵器のない世界を」への国内外の賛同者(第一次分)百四十六人とメッセージを発表しました。


 国内の賛同者では、広島の秋葉忠利市長、長崎の田上富久市長をはじめ、俳優の吉永小百合さんや加藤剛さん、元プロ野球選手の張本勲さん、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さん、被爆者の谷口稜曄さんらが名前を連ねています。

 国際的には、元カナダの軍縮大使で中堅国イニシアチブのダグラス・ローチさん、NGO軍縮委員会のアン・ハラン・ラクディールさん、元国際婦人平和自由連盟会長のイーディス・バランタインさんなど世界の反核運動のリーダーが賛同しています。

 署名は、世界大会に参加した内外の代表が共同提唱し、すべての国の政府に「すみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結すること」を求めています。

 日本原水協は、国民の10%、千二百万人分の署名を目標に、平和市長会議や核戦争防止国際医師の会などが進める核兵器廃絶を求める署名運動とも連帯して、二〇一〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に提出する予定です。



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