2008年10月19日(日)「しんぶん赤旗」

中高生の署名 国連へ

核廃絶2万6千人分

広島


 広島県の中高生が中心となり、学校や街頭で集めた二万六千五十四人分の核兵器廃絶を求める署名が十七日、国連軍縮週間(二十四―三十日)にニューヨークを訪れる秋葉忠利広島市長に手渡されました。秋葉市長が会長を務める「平和市長会議」で集められた約二十六万人の署名とともに国連に提出されます。

 署名活動は、平和市長会議が二○二○年までの核兵器廃絶を目指して行っている活動に賛同し、三月に広島で行われた中高生のための平和サミットをきっかけに始められました。広島市の広島女学院高校や那覇市の沖縄尚学高校など四校の生徒が呼び掛け、北海道、神奈川、兵庫などから計十二校が参加、全国に広がりました。

 署名活動に参加した広島女学院高校二年の女性(17)は「核兵器をなくすのが私たちの願い。署名という形で実ったことをうれしく、心強く思う」と語りました。



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