2008年10月2日(木)「しんぶん赤旗」

国民目線の議論必要

こくた国対委員長が感想


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(写真)会見するこくた恵二国対委員長=1日、国会内

 日本共産党のこくた恵二国対委員長は一日、衆院本会議での自民党、民主党の代表質問について記者団から感想を問われ、「国民のくらしと営業がこれだけ大変なときに、国政のありようをきちんと議論するのではなく、双方とも総選挙を意識した非難の応酬だった」と述べました。

 こくた氏は特に、麻生太郎首相、細田博之幹事長が民主党に対する質問を繰り返したことについて、「野党は質問をされても答えることができない。国会のルール、品位からみて問題だ」と批判。麻生首相の答弁について、「今日のくらしの破壊をつくりだした原因と打開策についてなんら明らかにできなかった」と強調しました。

 こくた氏は、「所信表明とはなにか、代表質問とはなにかという根本が問われている」とし、「国民の目線に立って、いま国民の苦しみを打開するのに何が必要かという真剣な議論と提起が必要だ」と述べました。


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