2008年9月26日(金)「しんぶん赤旗」

日本・ベトナム両党理論会談 2日目

両党の報告と質疑応答


 【ハノイ=井上歩】日本共産党代表団(団長・不破哲三社会科学研究所所長)とベトナム共産党代表団(団長・トー・フイ・ルア党中央理論評議会議長)との理論交流会談は二日目の二十五日、ハノイのベトナム共産党本部で終日にわたり両党の報告と活発な質疑応答が行われました。

 二日目も引き続き不破氏が、ベトナム側の事前質問に基づいて、今日の状況での「資本主義国家の(体制存続のための)調整」、法治国家と市民社会の建設、労働者階級・農民・知識層の変化、世界情勢と地域的な左翼運動の発展―について日本共産党側の見解をのべました。

 これらに関連してベトナム側から九項目の追加質問があり、不破氏はさらに、社会主義に受け継がれるべき資本主義下での成果、科学技術の発展の見方などについて説明しました。

 ベトナム側の見解発表がはじまり、タ・ミン・チャウ党対外副委員長が世界情勢・時代認識についてのべました。

 同日ルア議長主催の夕食会が開かれ、両代表団の参加者はなごやかに懇談しました。


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