2008年9月23日(火)「しんぶん赤旗」

京都中小企業家同友会

共産党と初懇談

こくた氏参加


 日本共産党京都府委員会と京都中小企業家同友会(会員数千五百)の初めてとなる懇談会が二十二日、京都市右京区の京都府中小企業会館で開かれ、原油・原材料高などによる厳しい経営環境から「資本主義はこの先どうなるのか」などの質問も出され、中小企業の現状や政策などについて話し合いました。日本共産党のこくた恵二衆院議員・国対委員長が参加しました。

 懇談会は日本共産党が申し入れたもの。京都中小企業家同友会は他党との懇談会も開いています。

 京都中小企業家同友会の中沼壽代表理事があいさつし「中小企業が元気にならないと日本もよくならない。自助努力だけでは難しいところもある」と述べました。日本共産党の渡辺和俊府委員長があいさつしました。

 こくた議員は、投機マネーの暴走や輸出依存の日本経済の問題などに触れ、「経済政策の軸足を大企業中心から家計・中小企業へと移すことが大事だ」と強調しました。

 中小企業家同友会の藤沢敏明政策委員長が悪化がすすむ景況調査について、米田明副代表理事が地域にねざした中小企業憲章と振興条例の制定をめざす運動について報告。

 不動産会社やフードアドバイザーなど幅広い経営者から「和服業者に届く振興策がなく、商売が続けられない状況だ」「障害者雇用の促進をどう考えるか」などの実態や質問が出され、「共産党の政策は非常に共鳴する」などの激励も寄せられました。

 日本共産党府議団の新井進団長、同市議団の井坂博文副幹事長らが出席し発言しました。


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