2008年9月19日(金)「しんぶん赤旗」

ボリビア大使と緒方副委員長が懇談


 日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長は十八日、党本部で、マサカツ・ハイメ・アシミネ駐日ボリビア大使と懇談しました。

 懇談では、アシミネ大使が、新憲法草案などをめぐってボリビアで最近起きている暴力をともなう野党の抗議活動とその背景についてモラレス政権の立場を説明しました。同時に、この事態に関連して、モラレス政権の合憲性と領土保全の重要性を確認し、問題の解決にあたっている南米諸国連合と中南米の政治協議機構「リオグループ」の取り組みについて述べました。

 これに対し緒方氏は、ボリビア情勢を報じた最近の「しんぶん赤旗」記事を紹介しながら、合法的な政府を暴力によって打倒しようとする試みは間違っていると指摘し、中南米の地域共同体が外部からの干渉を排して自分たちの力で問題を解決しようとしていることに注目していると述べました。

 この機会に、緒方氏は、日本の最近の政治情勢についても説明しました。


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