2008年9月15日(月)「しんぶん赤旗」
世界の5歳未満児の死亡率
前年に引き続き低下
ユニセフ
国連児童基金(ユニセフ)は十二日、二〇〇七年の世界の五歳未満児の死亡統計を発表、死亡率が前年に引き続き下がっていると指摘しました。
ユニセフの発表によると、〇七年の世界全体の五歳未満児死亡率は出生千人当たり六十八人。一九九〇年の九十三人から27%減少しました。
九〇年の五歳未満児死亡数は千二百七十万人でしたが、〇七年には九百二十万人となりました。ユニセフは昨年九月、〇六年の五歳未満児死亡数が初めて一千万人を切り、九百七十万人になったと発表しています。
ユニセフのベネマン事務局長は「最近の数字は、状況が着実に改善されていることを示している」と語るとともに、「一方でやらなければならないことが山積している」と指摘しました。
ユニセフは、昨年の五歳未満児死亡九百二十万人のうち、三分の一以上が栄養不良に関係していると指摘。九〇年以来、五歳未満の低体重児の割合は低下しているが、発展途上国では推定一億四千八百万人の子どもが栄養不良に陥っているとして、迅速な対応を求めました。
また五歳未満死亡率改善で前進があった国としてラオス、バングラデシュ、ボリビア、ネパールを列挙。特にネパールでは九〇年から〇七年の間に50%以上も低下させたことを紹介しています。
アフリカでも、52%に低下させたエリトリア、40%に低下させたマラウイ、モザンビーク、ニジェール、エチオピアなどの国を「著しい進展」が見られた国としてあげています。

