2008年9月8日(月)「しんぶん赤旗」
北京パラリンピック
藤田力走で銀
日本勢初メダル
【北京=岡村紗穂】障害者のスポーツの祭典、北京パラリンピック第二日は七日、各会場で競技がいっせいに始まりました。自転車男子千メートルタイムトライアル(運動機能障害)で藤田征樹選手(神奈川)が1分17秒314で銀メダルを獲得しました。藤田選手は日本勢の今大会メダル第一号となりました。同個人追い抜き(脳性まひ)の石井雅史選手(神奈川)は決勝でオーストラリア選手に敗れましたが、銀メダルに輝きました。
柔道(視覚障害)で四連覇に挑んだ男子66キロ級の藤本聡選手(徳島)は決勝でアルジェリア選手と対戦。延長戦で技ありを取られて敗れ、銀メダルでした。競泳で前回アテネ大会七冠の成田真由美選手(神奈川)は、女子百メートル自由形(運動機能障害)で1分27秒90で五位に入賞しました。

