2008年8月20日(水)「しんぶん赤旗」
北京五輪 レスリング男子
松永 銀
湯元 銅
野球は準決勝進出
トランポリン男子 外村、4位入賞
【北京=五輪取材団】北京五輪第十二日の十九日、レスリングの男子フリースタイル55キロ級で松永共広選手が銀メダルを獲得しました。準決勝までの四試合で二度のフォール勝ち、世界チャンピオンなどの強豪を破る快進撃を続けた松永選手は、決勝で米国のセジュード選手と対戦。最初にポイントを奪うなど積極的に攻めましたが、その後逆転され敗れました。準決勝で敗れた60キロ級の湯元健一選手は、三位決定戦に勝ち、銅メダルとなりました。
レスリングの男子日本勢は一九五二年ヘルシンキ大会以来、出場十四大会連続のメダル獲得となりました。
野球は、日本が中国に10―0で七回コールド勝ちし、4勝2敗で準決勝進出を決めました。
トランポリンの男子決勝では、外村哲也選手が日本選手初となる四位入賞を果たしました。
バレーボール女子の日本は、準々決勝で世界ランキング一位のブラジルにストレートで敗れ、準決勝進出はなりませんでした。
体操の男子種目別・鉄棒は、鄒凱選手(中国)が優勝。中瀬卓也選手は五位、冨田洋之選手は六位でした。
陸上女子五千メートル予選では、小林祐梨子、福士加代子、赤羽有紀子の三選手の決勝進出はなりませんでした。走り幅跳び予選で日本記録保持者の池田久美子選手は、6メートル47で決勝へは進めませんでした。

