2008年8月20日(水)「しんぶん赤旗」

テント生活なお78万世帯

中国・四川大地震から100日 復興続く

学校は9月から全面再開


 【北京=山田俊英】中国四川省政府は、五月十二日の大地震から百日目にあたる十九日、復興状況について北京で記者会見し、最重点とする農村部の恒久的住宅については約二十万戸が完成または工事中と発表しました。失われた家は都市と農村あわせて四百四十五万四千戸。七十八万世帯近くがなおテント暮らしです。


 黄彦蓉副省長らによると、地震で被害を受けて住めなくなった家屋は農村部三百四十七万六千戸、都市部九十七万八千戸にのぼりました。これに対し、農村部では八月六日までに恒久的住宅一万七千戸が完成しました。

 公共の仮設住宅や被災者が自分で建てた仮住まいの家は二百六十八万二千戸。それもなくテント暮らしをしている世帯は七十七万七千戸にのぼります。

 都市部では六十二万戸の公共住宅に被災者が入居しています。

 省政府では農村住民には住宅再建資金として一戸当たり一律二万元(約三十万円)を支給しています。このほか低所得者には地震前からあった低家賃住宅への入居を進め、中程度の所得の被災者には公共住宅を安く販売することにしています。

 学校は、八月上旬までに小中学生の93%が授業に復帰。九月一日からは職業学校などを含めすべての学校で元通り授業を再開できるといいます。

 被災後、中国内外から寄せられた救援物資は十三億元(約百九十五億円)相当、義援金は九十二億元(約千三百八十億円)でした。省政府は八十七の監視組織をつくり、訴えを受け付ける電話窓口を設けて、物資の横流しや資金の流用を取り締まっています。


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