2008年8月6日(水)「しんぶん赤旗」

女性、活気あふれる

“核兵器なくそう”1700人集う


 「核兵器なくそう女性のつどい2008inヒロシマ」(主催は同実行委員会)が五日夜、広島県立総合体育館小アリーナで開催され、千七百人が参加する活気あふれるつどいになりました。

 参加者には、手作りのちぎり絵と手書きのピースメッセージがあしらわれた参加証が配られ、会場正面には、現地実行委員会がつくったピースタペストリーがかざられました。

 地元の子どもたちによる元気いっぱいの広島音頭でスタート。よびかけ・賛同人、海外代表が紹介されるとあたたかい拍手が送られました。

 主催者・実行委員会報告に立った新日本婦人の会の高田公子会長は、二〇一〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて、「核兵器廃絶の『明確な約束』を実行するよう強く求めていきましょう」と訴え、国際共同行動をひろげることをよびかけました。

 被爆の実相を語るコーナーは、被爆三世の広島の女子高生の司会ですすめられ、三人の被爆者が被爆体験を語り、原爆症認定訴訟の支援を訴えました。被爆の継承をすすめる青年が発言しました。

 世界と日本の運動交流では、イラク戦争で息子を亡くした「声をあげる軍人家族の会」のセレステ・ザッパラさん、婦人国際平和自由連盟のフェリシティ・ヒル副会長が発言。愛知、神奈川の代表が平和のとりくみについてのべ、日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長が、欧州議会で原爆パネル展を開催したことを報告しました。



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