2008年7月18日(金)「しんぶん赤旗」

総選挙 国民とともに

党後援会全国連絡会 常任世話人会で交流


 日本共産党後援会全国連絡会の常任世話人会が十七日、党本部で開かれました。党の第六回中央委員会総会で、六百三十万人の後援会員拡大をめざし、総選挙を「国民とともにたたかう選挙」にする方針を打ち出したことを受けて、活動を交流しました。

 会議で大幡基夫選対局長は、五中総決定にもとづく全党の奮闘で、昨年十月末に二百九十五万人だった後援会員が現在三百四十八万人を超え、毎週過去最高を更新するなど、綱領と情勢が響きあう新しい劇的な進展が生まれていることを具体的に紹介。六中総の方針が発展させた総選挙での政治的構え、比例に力を集中し、国民とともにたたかう総選挙にしていくための後援会活動の強化、党建設と若い世代のなかでの活動の強化などを詳しく報告し、七月から新しい前進をつくることを強調しました。

 討論と交流では、「後期高齢者医療制度で全有権者と対話できる」(埼玉)、自民党の支持基盤の崩壊(京都)などの情勢が紹介されました。「対話できた半数の人が後援会に入ってくれる」(高知)、「会えた人の20%が後援会員になってくれる」(神奈川)など運動の広がりや、「労働者後援会が二百本の『がんばれ共産党』ののぼりをつくった。党創立記念日には名古屋駅前で宣伝した」(愛知)、「後援会役員が支部へ出かけて、後援会の“出前講座”にも努力し、二十近い新しい後援会も発足、三万五千人の会員が一月以来増えている」(兵庫)など、情勢に確信をもち元気よく活動する様子が交流されました。

 また、「『蟹工船』が書店に平積みになっているのを見て、本当に驚いた。青年の置かれている現状は深刻だ」(労働者後援会)と青年への働きかけを強めたいとの意見もありました。

 最後に大幡選対局長は、沖縄県議選で党綱領を語る「集い」と党勢拡大、後援会のとりくみが一体となり大きな力を発揮したと指摘。党と協力して、総選挙勝利へ向け、「大運動」を百万の規模に発展させ、全国で三万人の日刊紙、十三万八千人の日曜版読者の拡大をやりとげることと一体に相乗的に、各県が掲げている得票目標にみあう六百三十万の後援会づくりに奮闘しようと呼びかけました。


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