2008年7月13日(日)「しんぶん赤旗」

福岡県漁連 全組合員が休漁

漁民大会・デモ行進


 燃油高騰による漁業者の窮状を訴えるため、福岡県漁業協同組合連合会は十二日朝から二十四時間にわたり、七千人の全組合員が一斉休漁に入りました。同日午後、県漁連を主体とする県燃油価格高騰緊急対策本部(本部長=森勘一・県漁連会長)が福岡市内で漁民大会を開催し、市内をデモ行進しました。

 会場の県水産会館には県下の漁業者約四百人が結集。主催者の森対策本部長は「沿岸漁業の水揚げ高の減少や漁業者の高齢化などで厳しい状況にある。これに追い打ちをかけて、燃油高騰がわれわれを襲っている。現在の燃油の軽油価格は、五年前の三倍(一リットル当たり百二十円)で、省エネ対策もすでに限界だ」と語りました。

 五人の漁業者が「操業しても採算があわないため漁を見合わせることも。水揚げ高の三分の一から三分の二が燃油代に消える。今日の異常な原油高が続けば漁業を継続できない」「十数年前と比べて沿岸漁業の水揚げ高が激減。沖合での漁業を余儀なくされ、燃油の使用も急増した」などの窮状を訴えました。

 大会では、「わが国沿岸漁業の存続のため、漁業燃油に対し、直接価格補填(ほてん)等による緊急かつ大型の支援施策を講ずること」を求める決議を採択しました。


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