2008年6月20日(金)「しんぶん赤旗」

新銀行東京

都の介入は明白

清水都議 会議の録音示し追及


 日本共産党の清水ひで子都議は十九日、東京都議会の経済・港湾委員会で、新銀行東京の経営破たんの元凶となった東京都の無謀なマスタープラン(基本計画)の押し付けの実態を、共産党都議団が入手した録音CDを元に明らかにし、責任を追及しました。

 CDは、二〇〇五年一月二十日に開かれた都と新銀行の打ち合わせ会議の七十三分間を録音。先に入手した新銀行側の資料によると、同日の会議には、都側から津島隆一新銀行設立本部長(当時。現新銀行代表執行役)ら都幹部が出席しており、CDには、都が倒産した企業の経営者に融資を行うよう求め、抵抗する新銀行側に迫る場面が収録されています。

 清水氏が、録音CDを聞いたのかとただしたのに対し、産業労働局の塚田祐次総務部長は、「私が聞いて局長に報告した」と答弁。佐藤広局長は「経営上、極めて重要な内容を含んでいる」と述べ、録音が本物であることを事実上認めました。

 清水氏は、会議での都側の発言を示し、「都による乱暴な介入を示すものだ。こんなやり方が許されるのか」と批判しました。

 佐藤局長は「マスタープランにそうような形で、新銀行の中で具体的に生かされるように開業前に主張するのは当然」と開き直りました。

 清水氏は「新銀行の経営破たんの責任を明らかにするのが、都の責務だ」とし、声紋鑑定も含めた調査、都と新銀行のやりとりなどすべての資料開示を要求しました。


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