2008年5月17日(土)「しんぶん赤旗」

後期高齢者医療廃止法案

4野党、来週にも提出


 日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党四党の政策責任者が十六日、国会内で会談し、国民の怒りが噴出している後期高齢者医療制度の廃止法案を来週にも参院に提出することで合意しました。日本共産党からは小池晃政策委員長が出席しました。

 野党四党は、七十五歳以上の人だけを別枠の保険に閉じ込めて差別医療を強制する後期高齢者医療制度を廃止し、老人保健制度(老健制度)に再び戻すことで一致しました。もとの老健制度では、七十五歳以上の人も国民健康保険や組合健保、政管健保などの対象となっていました。

 会談では、来週初めに改めて四野党で協議し、法案内容について最終的に調整することを決めました。



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