2008年5月4日(日)「しんぶん赤旗」

憲法生かす党大きく

憲法記念日新宿で街頭演説

（写真）街頭宣伝で訴える小池氏（左から２人目）。左は、とくとめ衆院東京比例候補、右端は大山都議＝３日、東京・新宿駅東口

　日本共産党は三日、東京・新宿駅東口で憲法記念日街頭演説会を行いました。小池晃政策委員長（参院議員）が「人間を物扱いする日雇い派遣、高齢者差別の医療制度など、いまの日本の政治は憲法の理想とかけ離れている。力を合わせて、人間らしいルールをつくっていこう」と呼びかけました。

　小池氏は、憲法九条が世界から評価されていることも紹介し、「九条こそ平和を求める世界の流れに沿っている」と訴えました。

　衆院東京比例候補のとくとめ道信氏は「共産党を伸ばして、憲法を守り生かす政治を一緒につくりましょう」と訴え。大山とも子都議は、「憲法を認めない」と公言する石原慎太郎知事のもとで、高校の授業料値上げで学ぶ権利が脅かされ、認証保育園で営利優先の劣悪な保育が広がっている実態を告発しました。

　激しい雨の中、「共産党がどんなことを言っているのかと思って」通りがかりに足を止めたという川崎市の男性（２４）や、「がんばれ」と声をかけていく若い男性、小池氏を携帯電話で写真に撮る買い物帰りの若い男性の姿が見られました。

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