2008年4月21日(月)「しんぶん赤旗」
葛飾ビラ配布弾圧事件
最高裁は「公正裁判」を
荒川さん支援の会が要請
「葛飾ビラ配布弾圧事件」の荒川庸生さんを支援する「ビラ配布の自由を守る会」は十八日、会単独で初めての最高裁要請行動を行いました。
行動には荒川庸生さんの妻英子さん、中江秀夫・日本共産党葛飾区議、渡辺キヨ子同前区議ら二十数人が参加しました。
参加者は、地元の葛飾区亀有で行った集いの寄せ書きを提出。最高裁でこそ正しい裁判をと要請しました。
英子さんは「寄せ書きは、提出せずに家に飾っておきたいほどうれしいものです。でもこうした地元の方々の声を知っていただきたいので提出します。公正な裁判をお願いします」と語りました。
訪問看護の仕事に携わってきたという参加者は、「老老介護や独り暮らしの人は外に出かけることはなかなかできないので、身近な情報を伝えるビラを心待ちにしている。ビラを受け取る権利を守ってほしい」と訴えました。