2008年4月2日(水)「しんぶん赤旗」

その上 消費税増税か

導入20年目 各界連・社保協が宣伝


 全国の消費税廃止各界連絡会や社会保障推進協議会は、一日が消費税導入から二十年目であり、後期高齢者医療制度の実施日であることをのべ、増税反対、後期高齢者医療制度の中止・撤回を訴えました。

 東京・JR新宿駅西口前では消費税廃止各界連と中央社保協が宣伝、署名行動。埼玉県所沢市から来た女性(80)は二カ月で二十五万円の年金で生活しています。「息子の扶養家族になっていたので、保険料がいらなかった。年金から保険料の天引きは、すごく困ります」と署名しました。

 病院帰りの男性(78)=杉並区=は、「私は後期高齢者制度の対象。年金からの保険料が天引きはひどすぎる。物価がどんどんあがり、消費税まであげられる。どうしようもない」と憤ります。

 全労連の坂内三夫議長、全商連の国分稔会長、新婦人の高田公子会長、保団連の住江憲勇会長、全日本民医連の長瀬文雄事務局長、年金者組合の篠塚多助委員長、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員がマイクを握りました。

 消費税をなくす全国の会は同日夕方、東京・浅草の雷門前で宣伝行動をしました。



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