2008年2月25日(月)「しんぶん赤旗」

米原子力空母の母港化是非問う

住民投票実現へ宣伝

横須賀


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(写真)「家族の分の署名だけでも良いので受任者に」と呼びかける宣伝参加者=24日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市の住民や各団体でつくる「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」は二十四日、三月六日から始まる同住民投票条例を直接請求する署名を集める受任者になることを市内各地で呼びかけました。受任者数は現在、前回署名運動時(二〇〇六年)の二千二百人を超えています。

 「私たちは、この街で安心して暮らし続けていきたいと願っています。市民の声を市や国、米軍に届けるために受任者になってください」

 横須賀中央駅前で行われた宣伝では、今回初めて受任者になった主婦らもビラをまきながら通行人に訴えました。参加した小学生になる二人の子どもを持つ女性(40)は「原子力空母は怖いし、事故も心配です。子どもたちの未来を考えれば、もっと受任者を広げないと」と語りました。

 同「成功させる会」に参加する「米原子力空母の横須賀配備を阻止する三浦半島連絡会」も各駅前や、宣伝カーで呼びかけました。日本共産党支部は支持者の家を回りました。地元の土建組合や新日本婦人の会など民主団体も有志で会員を訪問し、土建組合は一日で受任者を百五十人増やしました。目標の受任者三千人以上、署名六万人以上に向けて広がりを見せています。

 宣伝には日本共産党のはたの君枝衆院南関東比例候補も参加しました。



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