2008年2月16日(土)「しんぶん赤旗」

京都市長選大激戦 あす投票

中村氏、市政刷新訴え


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(写真)選挙戦最終盤、懸命に支持を訴える中村和雄氏京都市長候補=15日、京都市

 京都市長選挙は大激戦のまま、あす十七日投票です。

 選挙戦は、広範な市民と日本共産党が推す「市政刷新の会」の中村和雄候補(53)=弁護士=、「現市政の継承」を掲げ、自民、公明、民主など「相乗り・オール与党」が推す門川大作候補(57)=前市教育長=の事実上の一騎打ちです。

 十二年続いた桝本「オール与党」市政の悪政に対する怒りが高まるなか、高すぎる国民健康保険料や教育格差の拡大、景観を壊す市内高速道路計画、不公正な同和行政が中心争点に浮上し、中村候補の政策が届いたところでは市民の間に、かつてない変化と共感が広がっています。

 これまで「オール与党市政」を支えてきた保守有力者や市役所関係者、無党派著名人らが相次いで中村候補支持を公然と表明しています。各種政策ビラ、とりわけ教育格差の打開や青年雇用の拡大、門川氏と創価学会の深いかかわりを指摘したビラが市民に急速に受け入れられています。

 それだけに「オール与党」陣営も必死。「勝利が見えてこない」(山田知事)、「今、負けていると思ってください」(民主国会議員)、「共産党推薦の候補に負けたら京都がつぶれる」(桝本市長)などと、反共と危機感の大合唱で引き締めに躍起です。

 「市政刷新の会」では、弁護士の出口治男代表が「もう善戦はいらない。勝利のために死力を尽くそう」と呼びかけ、宣伝、対話・支持拡大に必死の奮闘をしています。

 さらに、「中村候補支持」の京都への電話を全国に呼びかけています。


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