2008年2月13日(水)「しんぶん赤旗」

農業発展の展望語る

岩手 市田書記局長が訴え


 日本共産党岩手県委員会は十一日、市田忠義書記局長を迎えて盛岡市で演説会を開きました。会場の岩手県民会館には、二十五台のバスで参加するなど、県内から千八百人が集まりました。

 市田氏は「今の自民党政治のどこが問題か、日本共産党はそれをどう変えていこうと考えているのか話したい」として、雇用や税制、農業や平和、安保、外交をテーマに自民党政治の「三つの異常」を告発し、打開の展望を語りました。

 農業については、輸入も価格も流通も市場任せの「亡国の農政だ」とし、農業を守り発展させる展望と食料主権の確立を強調。映画「母べえ」をみた感想にもふれながら、侵略戦争に反対した日本共産党のたたかいの意義を明らかにしました。

 高橋ちづ子衆院議員は、後期高齢者医療制度についての国会質問に大きな反響が寄せられたことを紹介。初めて老人医療費を無料化した旧沢内村(現西和賀町)を「今こそもっと学ぶべきだ。国の攻撃への回答がここにある」と訴えました。

 せがわ貞清党県書記長・衆院東北比例候補は、医師、看護師不足の解消に全力を尽くす決意を語りました。


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