2008年2月13日(水)「しんぶん赤旗」

憲法守る中村氏を

京都市長選 小池政策委員長呼びかけ


 大激戦の京都市長選挙(十七日投票)で日本共産党の小池晃政策委員長は十一日、「市政刷新の会」の中村和雄氏の勝利を訴え、市内五カ所を駆けめぐりました。

 小池氏は「激しく追い上げている中村候補を何としても勝たせてほしい。“市政を変えて”の願いを中村さんに」とよびかけ。市内高速道路の計画三路線について“いまは凍結”としかいえない「オール与党」候補を批判し、「中村候補の勝利で、高速道路をストップさせ、京都の景観・環境・財政を守る市政をつくろう」と訴えました。

 小池氏は、高すぎる国民健康保険料にくわえ、子どものいる世帯からも保険証を取りあげていることについて、「冷たい政治は国以上だ。子どもやお年寄りに痛みを押し付ける政治は絶対に許してはいけない」と強調。

 また、「オール与党」候補の前市教育長が、「解同」(部落解放同盟)への不正な公金支出で返還命令がくだった張本人であり、特定宗教団体(創価学会)の考え方を市の教員研修に採用していたことを批判。「憲法守る中村候補へ」と支援をよびかけました。

 中村候補は、「不公正な市政を刷新して、市民の大切な税金を市民の生活のために使う市政をつくりましょう」と力を込めました。


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