2008年1月23日(水)「しんぶん赤旗」

派遣法改正へともに

共産党がJMIUと懇談


 日本共産党の水戸正男国民運動委員会副責任者・労働法制改悪阻止闘争本部委員らは二十二日、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)を訪問し、労働者派遣法改正で懇談しました。

 JMIUからは、生熊茂実委員長、山本善五郎副委員長、三木陵一書記長が応対しました。

 水戸氏は、「志位和夫委員長が衆議院の代表質問と予算委員会総括質問で、労働者派遣法の抜本改正を政府に迫っていく。労働者派遣法は欠陥法であり、なんとしても法改正を実現したい」とのべ、日本共産党の労働者派遣法改正要求について説明しました。

 生熊氏は、「JMIUは07年春闘から、労働者保護法が必要だといってきた。日本共産党の法改正要求は、同じ方向であり、心から歓迎したい。とくに、みなし雇用規定をかかげているのは、私たちのたたかいの経験からみても、重要だ。ぜひ立法化をお願いしたい」とのべました。

 懇談のなかで、生熊委員長は、五十歳直前で正社員になった労働者の年収が二百五十万円から七百万円になった例を紹介し、「抜本改正で、雇用とくらしを安定させることが重要だ」と話しました。

 水戸氏は、「みなさんと力をあわせ、法改正に向けて全力を尽くしたい」と決意を語りました。



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