2008年1月16日(水)「しんぶん赤旗」

都心で発射能力調査

迎撃ミサイル関連機材搬入


 防衛省は十四日夜から十五日朝にかけ、地対空ミサイルPAC3(能力向上パトリオット3型)の関連機材を東京都新宿区の新宿御苑(環境省管理)に搬入し、発射能力を確認する調査を実施しました。

 PAC3は弾道ミサイル防衛(BMD)に組み込まれるもの。防衛省が都内の新宿御苑や市ケ谷駐屯地(新宿区)、東京都が管理する晴海ふ頭公園(中央区)などで訓練するといわれ、住民や平和団体から反対の声が上がっていました。実際の搬入は初めてです。

 この日の調査は、都心の高層ビルの近くで、PAC3の発射に十分な面積や視界、情報の送受信のための自衛隊施設との通信の確保などの条件を満たしているか確認するのが目的。武山分屯基地(神奈川県横須賀市)などから無線中継車、アンテナマスト、電源車が参加し、実際に自衛隊基地との通信を実施し検証したほか、展開予定地の面積、周辺建造物の有無の確認や測量を行いました。

 PAC3は、昨年五月の日米安全保障協議委員会(「2プラス2」)で、航空自衛隊への前倒し配備が合意され、昨年三月に入間基地(埼玉県狭山市)、十一月に習志野分屯基地(千葉県船橋市)にすでに配備されています。



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