2008年1月8日(火)「しんぶん赤旗」

今年初の6・9行動

東京・上野で日本原水協


写真

(写真)今年初の「6・9」行動=6日、東京・上野公園前

 日本原水協と東京原水協は六日、家族連れや観光客でにぎわう上野公園前で二〇〇八年初の「6・9」行動を行いました。「原爆と人間」展パネルを並べ、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名と原爆症認定制度の抜本的改正を求める署名、被爆者お見舞い募金をよびかけました。

 東京原水協の石村和弘事務局長や日本平和委員会の千坂純事務局長、日本原水協の高草木博事務局長、上野の森に広島・長崎の火を永遠に灯(とも)す会の金子満広さん、宗教者九条の和の平田大海さんらが次々とマイクを握りました。

 「世界は大きく反核・平和の流れに動いている。今年は二年後の二〇一〇年に開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けた核兵器廃絶のうねりをつくり出す年です」と訴えました。

 美術館に来た和光大学の学生たちが足を止めて署名。「なし崩しにされないようにいろんな人とつながって知らせていきたい」など語りました。

 「原爆と人間」展パネルのほかに、昨年十二月の被爆者支援九段集会に合わせて全国から集まった折り鶴のうち二万羽を飾りました。大きな注目を集めました。この日の行動には三十人が参加し、百二十三人分の「すみやか」署名と五十五人分の原爆症認定の抜本改善を求める署名が集まり、募金が寄せられました。



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