2007年12月17日(月)「しんぶん赤旗」
子ども虐待防止
命守れ 1600人パレード
虐待による子どもの死亡事故が後を絶たないなか、児童虐待防止・子育て支援の運動をすすめてきた団体や市民約千六百人が十六日、東京都内をパレードし、集会を開きました。NPO児童虐待防止全国ネットワーク(吉田恒雄理事長)の主催です。
子どもへの虐待をなくそうとの気持ちをこめたオレンジ色のリボンやバンダナを胸に、「子どもの命が大切にされる社会に」「子育て施策の充実。児童福祉司の増員を」と通行人によびかけました。買い物客でにぎわう銀座・数寄屋橋で、ビラや風船を配りました。
四歳の息子と参加した女性(37)は、都内児童養護施設で心理療法を担当しています。「子どもができ、命の大切さをより感じるようになりました。虐待の問題を多くの人に注目してもらい、知ってほしい」と話します。
子どもへの虐待は増え続け、全国の児童相談所が対応した相談件数は昨年度三万七千三百四十三件、区市町村担当者が受け付けた相談件数は四万五千九百一件といずれも過去最高となっています。
千代田区の日比谷公会堂で開かれた集会では、昨年一年間に虐待されて命をおとした三十七人の子どもたちの名前が読み上げられました。吉田理事長が「子どもたちがこれ以上、命を落とすことがないよう、親が夢と希望をもって子育てができるよう、国や自治体、社会に訴えていこう」とよびかけました。
舛添要一厚生労働相や、日本共産党の笠井亮衆院議員、小池晃参院議員などのメッセージが紹介されました。

