2007年12月7日(金)「しんぶん赤旗」

政府の責任で1047人救え

札幌 国鉄闘争勝利へ団結集会


 国鉄が分割・民営化でJRになった二十年前、労働者千四十七人を不採用とした事件を政府の責任で解決しろと訴え、道労連などでつくる北海道国鉄共闘会議は六日夜、国鉄闘争勝利12・6年末団結集会を札幌市で開きました。全動労争議団やたたかいを支援する労働者、市民など約四百人が参加しました。

 全動労争議団の損害賠償請求訴訟は、来年一月二十三日に東京地裁で判決が出されるという重要な局面です。

 名知隆之道労連議長は、「今月出るはずの判決が、私たちの運動の影響で来年まで延びた。さらに取り組みを広げ、『構造改革』の源流となった国鉄闘争を勝利させよう」と呼びかけました。

 争議団と家族は、合唱構成「人間として、労働者として」を上演し、勝利までたたかいぬく決意を込めました。

 支援する人たちからは、カンパと寒さを吹き飛ばす「闘油」と書かれた灯油缶が手渡されました。

 全労連の渡辺正道事務局次長と日本共産党の畠山和也道政策委員長が連帯のあいさつをしました。



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